大和焼肉 結

初心者でもできる!焼肉で失敗しない焼き方のポイント3つ

美味しいお肉を堪能する食べ方の一つ、焼肉。焼肉は他の肉料理と違い、「焼く」部分を自身で行う必要があります。焼肉を美味しく食べるためにも、焼き方のポイントを知っておきたいですよね。
今回は、焼肉初心者でもできる、焼肉で失敗しない焼き方のポイントを3つご紹介します。

火加減を知る

焼肉をする際、家庭やお店で使う器具は色々あると思いますが、ガスロースター、七輪、ホットプレートなどが主に使用されます。お店で焼肉を食べる際はガスロースターのお店が多いと思いますが、場所によって火加減が変わってきます。肉の部位に合わせた火加減で焼くことで、美味しい焼肉を味わうことが出来ますよ。
お店のガスロースターは長方形タイプ、円形タイプと種類が分かれていますが、一般的にはガス火の直上が強火、その周囲が中火、左右が弱火です。
昔ながらの七輪で焼く場合は、中央が強火、その周囲が中火、端が弱火になります。
家庭で焼肉をする際に一般的なホットプレートは、温度管理がしやすく手軽に焼肉が楽しめます。ホットプレートで焼肉をする場合は、プレートが冷たい状態からお肉をのせ、火をかけます。低温からじっくり焼いていくことで、肉の焼き縮みを抑えてふっくらとした焼き加減になるためおすすめの焼き方です。

一度火を入れたら戻れないのが焼肉。失敗しないためには、徐々に火を通していくように意識して肉を焼きましょう。

網を育てる

すぐに焼きたい気持ちを抑え、最初は網がしっかり熱くなるまで待ちましょう。網が温まらないうちに肉を載せてしまうと、網に肉がくっついてしまい上手く焼けません。焦らずしっかりと網が温まるのを待ちましょう。
網がしっかり温まったら、牛脂や肉の脂をならしていきます。牛脂がない場合は肉を網に軽く撫でつけて、網の全体に脂をならします。これで肉が網にくっつくことなく、焼きやすい状態になりますよ。
また、肉を焼いているうちにだんだんと網が焦げ付いてきます。網を交換してもらい、同じように網を育ててから焼きましょう。
網交換が出来ない場合は、焦げをトングで削ぎ落とさず、そのまま焼きます。焦げを削ぎ落とすと黒い炭が肉についてしまい、風味が落ちてしまいます。

肉を焼く順番

また網焼きの場合、タレ味を焼いた後に塩味を焼くと、タレの味が肉に移ってしまうといったことも。美味しい焼肉を味わうには、焼く順番も気にすると良いでしょう。
おすすめの順番は、塩味から焼き、次に赤身のお肉、その次にホルモン類です。

次に、焼肉の定番部位ごとに焼き方のコツを解説します。

タン塩

網が十分に温まったら、最初にのせます。まずは片面を焼き、火が入って外側の縁が反り返ってきたら、手早くひっくり返します。薄切りは強火で、厚切りは中火でじっくり焼くのがおすすめ。
火が通りやすいので、手際よく焼きましょう。

ロース

網で片面を焼きます。肉の表面に肉汁が浮いてきたら、それを目安に裏返します。出来るだけ動かさずに、炙るように焼きます。赤身は焼き過ぎると硬くなるので、焼き過ぎに注意です。

カルビ

中火で片面を8割、ひっくり返して2割の時間配分で焼きます。表面に肉汁が浮いてきたらひっくり返し、焼き目がついたら食べごろです。
しっかりと火を入れた方が好みの方は、両面に焼き目がつくまで火を入れると良いでしょう。

ハラミ

赤身のように見えますが、実は内臓系の部位です。
おすすめの焼き方は、中火でしっかりと両面を焼くことです。厚切りの場合は、両面だけでなく側面もしっかりと焼き固めましょう。

ホルモン

皮、脂の方から焼きます。強火で皮をカリカリになるまで焼き、きつね色になったらひっくり返して脂の方を焼きます。脂の方は焼き過ぎると溶けてしまうため、さっと焼く程度がちょうど良いです。

まとめ

手軽に美味しいお肉を堪能することが出来る、焼肉。肉を焼くという工程も楽しめる一方で、焼き方ひとつで美味しさも変わってくる料理でもあります。今回はそんな焼肉の、初心者でもできる焼肉で失敗しない焼き方のポイントを3つご紹介しました。火加減に注意しながら、網を育て、焼く順番を決めて焼く。ポイントに沿った焼き方を実践して、ぜひ美味しい焼肉を楽しんでくださいね。

大和焼肉 結では焼き方のレクチャーも実施しております。是非お声掛けくださいね。